Leon Bailey Bayer LeverkusenMatthias Hangst/Bongarts/Getty Images

レヴァークーゼンで急成長の20歳FWベイリー、ステップアップを封印「移籍は名声を築いてから」

レヴァークーゼンでプレーするFWレオン・ベイリーには欧州のビッグクラブから熱視線が送られている。だがジャマイカ出身の20歳はステップアップを急ぐことはないようだ。

昨年1月にベルギーのヘントから加わったベイリーは今シーズン公式戦23試合で11ゴール5アシストを記録。主にプレーする左ウィングで並はずれのスピード、トリッキーなドリブルを披露し、ブンデスリーガで最も注目されるヤングスターの1人となっている。

そして、やはり他クラブもそんなベイリーに興味を抱き始めているという。マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、チェルシーやトッテナムとプレミアリーグ複数クラブからの関心が伝えられ、イギリスメディアでは移籍金が7500万ポンド(約112億円)以上にも上ると報じられている。

しかし、本人はしばらくはレヴァークーゼンに残る希望のようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』で、「僕はまだ若いし、早く大きすぎるステップに踏み出して失敗した若い選手をたくさん見てきた。僕にとってレヴァークーゼンは完璧だよ。多くの有名選手たちはレヴァークーゼンで育ったんだ。成長したいので、次のステップに進むのはそれからだ」と自身の将来図を描いている。

「ヨーロッパ最高のクラブに移籍するのなら、そこの人たちが僕のことを知ってからだ。その前に最高レベルで実力を証明し、名声を築いてからだね」

スター選手への階段を駆け上がるベイリーだが、バイエルン・ミュンヘンの元オランダ代表FWアリエン・ロッベンは特別な存在であるという。

「小さいころ、家にはアリエン・ロッベンのワールドカップのポスターが飾られていた。今、家のポスターに写っている人と対戦していることはクレイジーなことだね」

「ママがよく言うんだ。『彼の時代はもうすぐ終わり、今度はあなたが新たなロッベンになる番だよ。世界にあなたの力を見せつけなさい。そうしたらロッベンの子供たちの部屋にあなたのポスターが貼られるかもしれない』とね」

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