レアル・マドリーは、キリアン・エンバペが新たに10番を着用することを発表した。
2017年に加入したパリ・サンジェルマン(PSG)で大活躍を残したエンバペだが、2024年夏に退団。そして、相思相愛とされてきたレアル・マドリーへの夢の移籍が実現した。加入当初は適応に苦しむも、シーズンが進むにつれて調子を上げ、最終的には公式戦44得点を記録してラ・リーガ得点王とヨーロッパ得点王(ゴールデン・シュー)を獲得した。
1年目から大活躍を残したエンバペは、2シーズン目開幕を前に背番号を変更することに。昨シーズンは加入当初のクリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマらが着用した9番を背負ってプレーしていたが、新シーズンからはフランス代表でも背負う10番を着用することが決定。クラブは29日に公式『X』で「私たちの新10番」と紹介した。
レアル・マドリーの10番はこれまでにフェレンツ・プスカシュやヴィッセル神戸でもプレーしたミカエル・ラウドルップ、ルイス・フィーゴ、メスト・エジル、ハメス・ロドリゲスといった名手が着用。2017年からはルカ・モドリッチが7シーズンにわたって背負ってきたが、同選手は今夏に退団していた。一方で、エンバペが背負っていた9番を着用する選手は決まっていない。
なお、スペイン『マルカ』によると、エンバペの10番のユニフォームは30日から販売開始となり、購入希望者が殺到することが予想されている。
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