レアル・マドリーがレアル・ソシエダDFアルバロ・オドリオソラ獲得を真剣に検討している模様だ。21日付のスペイン『マルカ』が1面で報じている。
2017年1月にレアル・ソシエダのトップチームでデビューを果たし、先にはスペインのフル代表としてピッチに立つなど急激に存在感を増すオドリオソラ。レアル・マドリーはこの22歳の右サイドバックを獲得すべき逸材と考慮している様子だ。この考えには、スペイン代表の選手を集めるというフロレンティーノ・ペレス会長の意図も含まれているとされる。
ただし、レアル・マドリーが実際に獲得に動くかは、ジネディーヌ・ジダン監督の決断次第になるようだ。
レアル・マドリーはDFダニーロをマンチェスター・シティに放出した今夏にも、オドリオソラ獲得に動く可能性があったが、最終的にはBチームのDFアクラフ・ハキミを昇格させている。ジダン監督は今季終了後、アクラフをこのまま戦力として数え続けるか、それともオドリオソラを獲得するか決断することになるという。
なおレアル・ソシエダはオドリオソラの契約解除金を4000万ユーロに設定している。しかしレアル・マドリーは、クラブ間合意による獲得を基本方針としており、オドリオソラを売却する意思がないレアル・ソシエダとの交渉は、厳しいものになることが予想される。


