これまでモナコのフランス代表FWキリアン・ムバッペに熱心なアプローチを続けていたとされるレアル・マドリーだが、ムバッペの獲得が立ち消えとなりそうな状況になっていると、イギリス『サン』が報じている。
同メディアによると、バルセロナとのスーパーカップで2試合連続でゴールを決めるなど、マルコ・アセンシオが評価を高めたことにより、レアル・マドリーはアセンシオとポジションの競合するムバッペの獲得を急がない方針に切り替えた模様。そこで、クラブは補強の優先度が高いとされる正GK獲得に向けて、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの引き抜きに本腰を入れており、移籍市場が閉幕するまでに決着させる意向があるという。
マンチェスター・UはGKのセルヒオ・ロメロ、ジョエル・ペレイラと契約を延長したばかりだが、正GKを務めるデ・ヘアとは2019年までの契約のままで、移籍のうわさが絶えない状況となっていた。その一方でレアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルの獲得をマンチェスター・Uが熱望しているとされ、トレードが実現する可能性があるとも伝えられている。
21歳の俊英、アセンシオの躍進でレアル・マドリーが補強プランを変更したと見られる一方、スペインスーパーカップの第2戦で退場となったクリスティアーノ・ロナウドが公式戦5試合の出場停止処分を課せられたことから、同チームはしばらく攻撃面で駒不足に直面する可能性も高まっている。
果たしてデ・ヘア獲得を熱望するレアル・マドリーがマンチェスター・Uとの間でどのような立ち回りを見せるのか。移籍市場が閉幕するまでビッグディールが勃発する可能性はまだありそうだ。
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