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レアル・マドリー、S・ラモスとC・ロナウドが“主導権争い”か

レアル・マドリーに、内紛の火種が燻っている。スペイン『マルカ』が報じた。

FWクリスティアーノ・ロナウドはチャンピオンズリーグ・グループH第4節でトッテナムに1-3と敗れた後、「今季のメンバーは昨季より経験不足」と述べた。DFペペ(現ベジクタシュ)、MFハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)、FWアルバロ・モラタ(チェルシー)の移籍でマドリーが弱体化したことを認めていた。

一方、DFセルヒオ・ラモスの見解は異なる。S・ラモスは「スペイン・スーパーカップとUEFAスーパーカップを制した時と同じメンバー」とタイトル獲得に向けて十分な戦力が整っていると主張した。

マドリーは今夏ペペ、ハメス、ファビオ・コエントラン(現スポルティング・リスボン)を放出。彼らはC・ロナウドの良き理解者であった。C・ロナウドはマドリーに加入した2009年以降、最も孤独な状態にあると言える。

フロレンティーノ・ペレス会長は、近年スペイン人の若手選手を積極的に補強してきた。DFダニエル・カルバハル、MFマルコ・アセンシオ、ダニ・セバジョス、イスコらの獲得で“スペイン人グループ”が出来上がり、彼らはS・ラモスの指示に従っているという。

S・ラモスは先日、C・ロナウドの退団報道について問われ、「彼自身に質問してくれ。僕には分からない」と返答した。ポルトガル代表FWに手を差し伸べることはしなかった。マドリーで、選手間の“主導権争い”が繰り広げられているようだ。

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