レアル・マドリーは27日、U-21スペイン代表DFヘスス・バジェホ（22）がウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズにレンタル移籍することを発表した。
昨季は公式戦7試合の出場にとどまるなど、レアル・マドリーで出場機会に恵まれていなかったバジェホは、今夏に同クラブがDFエデル・ミリトンを獲得したことにより、実質的に居場所を失っていた。そのためヨーロッパリーグ出場プレーオフにも参加するウォルヴァーハンプトンに1年レンタルで加入し、さらなる修行を積むことになった。
サラゴサの下部組織出身選手であるバジェホは、2015年夏にレアル・マドリーに移籍。2015-16シーズンはレンタルでレアル・サラゴサにとどまり、翌シーズンにフランクフルトへ貸し出されると、そこで結果を残して2017年よりレアル・マドリーの正式な一員となった。レアル・マドリーではDFセルヒオ・ラモス、DFラファエル・ヴァラン、DFナチョの存在によって満足な出場機会を得られなかったものの、今夏のU-21EUROでスペイン代表の優勝に貢献するなど、確かな成長を見せている。
なおレアル・マドリーとバジェホは今季限りととなっているが、契約延長を行なったかどうか、レアル・マドリー側は発表していない。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
