今季終了後に10年にわたって在籍したレアル・マドリーを退団することが濃厚のDFペペだが、その移籍先はマンチェスター・シティかパリ・サンジェルマン(PSG)になりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今季限りでレアル・マドリーとの契約が切れるペペだが、契約延長交渉が難航。ペペが2年の契約延長を望んでいるのに対して、クラブは1年しか延長しない方針を貫いており、これを受けた同選手は退団の考えを固めたとみられる。
ここまでにペペの移籍先として目されていたのは、元レアル・マドリー監督のマヌエル・ペジェグリーニ監督が率いる河北華夏。この中国のクラブは同選手に対して、年俸1200万ユーロというオファーを提示したと報じられる。しかしここにきて、ペペは欧州リーグで戦い続ける意志を示し始めたという。
その理由だが、ペペはポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督などから、欧州のビッグクラブでプレーし続けることを勧められたようだ。サントス監督はペペに対して、もし中国に移籍すればロシア・ワールドカップに連れて行くことは約束できないとして、移籍先の再考を促したとみられる。
そして現在、ペペの代理人ジョルジュ・メンデス氏のもとにはマンチェスター・シティ、PSG、ガラタサライから獲得の打診が届いており、選手本人はシティとPSGの申し出に惹かれている様子。その2クラブは34歳のポルトガル代表DFに、レアル・マドリーが頑なに拒み続ける2年の契約を提示しているとのことだ。
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