2017-05-11-realmadrid-marcelo(C)Getty Images

レアル・マドリー、優勝の要因は“Aチーム”と“Bチーム”の統一...出場機会を分け与えたジダン

レアル・マドリーが優勝を果たした要因は、総合力にあると言えそうだ。スペイン『アス』が伝えている。

今季、2011-12シーズン以来となるリーガエスパニョーラ制覇を達成したマドリー。最後まで追走した2位バルセロナを勝ち点3差で振り切り、ジネディーヌ・ジダン監督率いるチームは歓喜の瞬間を迎えた。

33度目のリーガ制覇においては、ジダン監督のマネジメント力が光った。フランス人指揮官はGKルベン・ヤニェス(出場時間ゼロ)、DFファビオ・コエントラン(169分)、FWマリアーノ・ディアス(115分)、GKキコ・カシージャ(990分)を除く全選手に、1000分以上のプレータイムを与えたのである。

ジダン監督は実に20選手に1000分を超える出場時間を分け与えている。これはバルセロナ(18選手)、アトレティコ・マドリー(16選手)を上回り、今季のリーガで最多の数字だ。

今季“Aチーム”と“Bチーム”の論争が巻き起こったマドリーだが、ジダン監督はスタメン組とサブ組を統一することでシーズンの長丁場を戦い抜くことに成功している。

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