先のクラシコを落としたレアル・マドリーだが、ジネディーヌ・ジダン監督に朗報が届いている。
マドリーはMFガレス・ベイルが9月26日チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節ボルシア・ドルトムント戦で負傷。11月28日のコパ・デル・レイ4回戦第2戦フエンラブラダ戦で復帰したが、その後練習中に足を痛めて再離脱を余儀なくされた。
今月13日のクラブ・ワールドカップ準決勝アルジャジーラ戦で実戦復帰したベイルは、81分から試合に出場した。17日の決勝グレミオ戦では79分から、23日のリーガエスパニョーラ第17節バルセロナ戦では72分から途中出場している。
徐々に出場時間を延ばしているベイルは、年明けの試合から先発に復帰できる見込みだ。ベイルは今季13試合に出場して4得点5アシストを記録。FWクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマが決定力不足に喘いでいるなかで、ジダン監督にとっては頼もしい選手が復帰する。
ただ、ジダン監督はベイル、ベンゼマ、C・ロナウドの“BBC”を再結成させる場合、MFイスコをベンチに置かなければならない。先のクラシコでMFマテオ・コバチッチをイスコより優先させた采配にはマドリーファンの大半が納得しておらず、指揮官はまたもジレンマに駆られることになりそうだ。


