レアル・マドリーDFぺぺがスペイン『カデナ・コペ』とのインタビューに応じ、今季限りで同クラブを後にすることを認めた。
今季でレアル・マドリーとの契約が切れるぺぺだが、契約延長交渉が合意に至らず、今夏での退団が既定路線と見られていた。ポルトガル代表DFはスペインのラジオ局とのインタビューで、それが事実であることを認めている。
「レアル・マドリーでプレーし続けないのは明白だ。誇り高い10年間だったよ。僕は身体と魂を捧げてきたんだ。1月の段階で退団は決めていた。クラブの僕に対する扱いが、理想的なものではないと理解したときからね」
「レアル・マドリーの契約延長のオファーは、2年ではなく1年+1年の延長オプションというものだった。話し合いや交渉を行う形というものがあるが、レアル・マドリーのやり方は正しいものではなかった」
ぺぺはまた、フロレンティーノ・ペレス会長との関係が「悪いものではなかった」と語り、「プロフェッショナルとして」同会長の判断を受け入れたことを強調。一方でジネディーヌ・ジダン監督について意見を求められると、次のように不満を述べている。
「誰かのせいにはしたくない。彼がマドリーのためにしたことはスペクタクルだ。だけど、僕には理解できないこともある。なぜ今季最後の数試合で、自分が姿を消さなければならなかったのか。その理由は、僕から説明することができない」
「ジダンとは挨拶こそ交わしたが、別れを告げることはなかった。だってジダンとマドリーは、僕が退団することを僕より先に知っていたんだ」
ぺぺの移籍先にはインテルやパリ・サンジェルマンが挙げられているが、まだ決まってはいないようだ。
「オファーはほかにもある。イングランドからも届いているよ」
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