レアル・マドリーは、DFナチョ・フェルナンデスの存在に感謝しなければいけないだろう。
ナチョは今季のリーガエスパニョーラ開幕節デポルティボ戦で先発出場。DFセルヒオ・ラモスのCBの相棒として、フル出場で3-0の勝利に貢献した。
ジネディーヌ・ジダン監督は、このカンテラーノ(下部組織出身選手)を重宝している。S・ラモス、DFラファエル・ヴァランに次ぐ3番手のCBであるナチョだが、負傷や出場停止による欠場者が出れば、右SBでも左SBでもこなす。まさに“24時間稼働”の選手なのである。
マドリーには、毎年のようにスター選手が加入してくる。このようなビッグクラブでは、ナチョのような規律を重んじてチームのために働く選手は軽視されがちだ。
だがジダン監督はナチョを信頼しており、昨季はリーガエスパニョーラ28試合に出場した。トップデビュー以降、シーズン最多の出場時間数を積み上げ、フランス人指揮官の下で居場所を確保している。
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