レアル＆スペイン代表の伝説グティ氏、ついにプロの監督に!リーガ2部アルメリアを指揮

リーガ・エスパニョーラ2部のアルメリアが、レアル・マドリーなどでプレーした元スペイン代表MFグティ氏（43）を新監督として招へいすることが明らかとなった。スペイン各メディアが一斉に報じている。

リーガ2部第14節までに勝ち点24を獲得して自動昇格圏の2位に位置しながらも、ここ8試合の成績は1勝5分け2敗と勝ち切れないでいたアルメリアは、4日にペドロ・エマヌエル監督を解任。そして同日、SNS上でバッドマンよろしく、本拠地フエゴス・メディテラオネスの上空にサーチライトが照射されて、14番が浮かび上がる映像が公開している。

その映像には「14番が上空に浮かんでいるのが確認できる」との文章が添えられているが、この14番はもちろん、グティ氏がフットボール界きってのファンタジスタとして名を馳せた現役時代に愛用していた背番号である。

実際的に、2019年8月にアルメリアを2000万ユーロで買収したサウジアラビア人オーナー、トルキ・アル＝シャイフ氏は、自身のSNSアカウントで「レアル・マドリーとスペイン代表のレジェンドと一緒に」との文章とともにグティ氏との2ショット写真を公開。アルメリアのグティ氏招へいは交渉が終わり、すでに発表だけを残した段階となっているようだ。

グティ氏は現役引退後、レアル・マドリーの下部組織で各年代チームの監督を歴任し、また同クラブ同様に古巣となるベジクタシュのトップチームで助監督を務めた。そしてアルメリアではプロフェッショナルとして初めて第一監督を務め、クラブにとって6シーズンぶりのリーガ1部復帰を目指すことになる。

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