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Gareth Bale Real Madrid 2019Getty Images

レアルに負傷内容を明かさぬよう求めたベイル、これを機にスペイン全体が負傷を公表しなくなる可能性も

MFガレス・ベイルの取った行動が、今後スペインのスポーツ界に大きな影響を与えることになるかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。

ウェールズ代表として臨んだクロアチア戦で負傷したベイルだが、スペイン『カデナ・コペ』は同選手がレアル・マドリーに対して、メディカルレポートと称して負傷内容を公表せぬよう求めたことを伝え、これが大きな話題となった。そして『マルカ』によれば、ベイルのそうした要求が極めて真っ当であるとの見解を示している。

スペインが1995年に定めた法令では、組織が従業員の健康状態について本人の許可なしに公表することは制限されており、スポーツのプロ選手であっても、もちろんこれに該当するとのこと。そして刑法において、仕事上で知り得た無関係な人物の秘密を公表した場合には1~3年の懲役刑及び罰金となり、職業人が他者の機密情報を公表した場合には1~4年の懲役刑を科される。つまりベイルはレアル・マドリーの一従業員として、クラブに正当な要求を行ったことになる。

『マルカ』は、選手が負傷内容を明かさぬよう求める理由について「所属クラブとの契約延長や、移籍交渉などに臨まなくてはならない将来が明確ではない職業であるため。また、単純に自身の負傷の履歴が公になることを望まないため」と説明。若手選手であれば、そのように公表された負傷の経歴が、さらに大きな影を落とす可能性も指摘している。

スペインでは、各クラブが当たり前のように伝えてきたメディカルレポートではあるが、他国ではどうなのだろうか。『マルカ』によれば、イングランドではそうした選手の健康状態がプライベートなものであるとの認識から、筋肉系の負傷を主としてメディカルレポートを出すことはせず、監督が大体の復帰時期を伝えるだけにとどまっているという。ただし重傷の場合には伝えるクラブもあるようだ。またドイツも状況は同じで、クラブからはどのような負傷か明確に説明することはなく、メディアも「アキレス腱の炎症」や「筋肉系の問題」と報道するなど具体的な説明は控えているとのことだ。その一方で、パリ・サンジェルマンは事細かく負傷を説明しているという。

しかしながら、アメリカのスポーツはイングランドやドイツとはまったく異なっている様子。アメリカではどの選手が試合に出場するかを知る必要がるとの認識があり、NFL、NBA、MLBは選手の健康状況を事細かに伝えているとのことだ。特にNBAに関しては、コミッショナーのアダム・シルバー氏が、各クラブに対してメディカルレポートを出すことなくスター選手の起用を控えることに対して、苦言を呈した過去がある。

なおスペインでは、クラブに負傷の内容を明かさぬよう求めてきた選手たちが、ベイルの前にもいた模様。今回、世界的スターであるウェールズ代表MFがレアル・マドリーに要求したことで大きな話題となったが、今後スペインのスポーツ界からメディカルレポートがなくなる可能性もあるのかもしれない。なお『マルカ』は、クラブが選手の健康状態を開示しなくなることを「ベイル法」と命名している。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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