エヴァートンに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが歴代最高のチームではないと考えているようだ。
16日にトッテナムを4-1で下したマンチェスター・シティは、2節のエヴァートン戦を除いて18試合で17勝を挙げるなど、後続に勝ち点11差をつけてリーグ首位を独走している。マンチェスター・シティのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドの主将を長年務めてきたルーニーは、多くのタレントを擁する同クラブの躍進を認めるも、プレミアリーグの歴史上最高のチームと考えるのはまだ不十分だと感じているようだ。
『トーク・スポーツ』で快進撃を続けるマンチェスター・シティについてのコメントを求められたルーニーは「彼らが史上最高のチームかどうかは定かではない。そのように言われるためには、彼らはさらにこの状態をキープしなければならない」と言及。
続けて「何年もの歴史を持つプレミアリーグにはいくつもの偉大なチームが存在している。今のシティにはタイトルが必要で、そのように偉大なチームの仲間入りを果たすにはもっと長い期間でこのような成績を残す必要がある」と長期的な視点で評価すれば、マンチェスター・シティは他の偉大なチームに到底及ばないと語っている。
そして、プレミアリーグ史上最も偉大なチームはどこかと問われた元イングランド代表主将は「2008年のマンチェスター・ユナイテッドだ」とルーニーやクリスティアーノ・ロナウドを擁し、アレックス・ファーガソン監督が率いてチャンピオンズリーグとプレミアリーグを制したチームを歴代最高チームに挙げた。
また、2003-04シーズンにアーセナルが達成した無敗優勝を今シーズンのマンチェスター・シティが再現できるかと問われたルーニーは「彼らが無敗で終えるとは思えない。彼らは素晴らしいが、プレミアリーグはそれ以上に困難だ。特にクリスマスに入ればより一層難しくなる」
「彼らは多くの優れたメンバーを抱えているが、ここには非常に多くのトップチームがいる。これまでは2チーム程度だったが、今では5、6チームがしのぎを削っている。だから、そのうちの1つがシティに土をつけてくれるだろう」と“インビンシブル”達成は不可能と話している。




