ヴァンフォーレ甲府は29日、京都サンガF.C.に期限付き移籍中のDF土屋征夫との選手契約が満了し、来季は継続しないことを発表した。
土屋は東京都出身の43歳。高校卒業後、ブラジル留学を経て1997年にヴェルディ川崎(現東京V)でJリーグデビューを果たした。以後、ヴィッセル神戸、柏レイソル、大宮アルディージャといったクラブでプレーし、2013年に甲府へ加入。今季8月より京都へ期限付き移籍した。
5月10日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節のヴィッセル神戸戦では先発出場し、24分に先制ゴール。42歳9カ月10日でのゴールは、中山雅史氏が当時保持していたリーグカップ最年長得点記録(40歳8カ月2日)を上回った。
土屋は甲府の公式サイトを通じ、「5年間お世話になりました。京都へ移籍する前に、コメントをしましたが、改めてヴァンフォーレ甲府のサポーターを含めた、素晴らしい仲間と戦えた日々を誇りに思います。そして感謝しています。ありがとうございました」とコメントしている。
