Manchester United Romelu Lukaku celebrateGetty Images

ルカク連発!マンチェスター・UがWBAに競り勝ち2連勝!/プレミアリーグ第18節

■プレミア第18節 WBA 1-2 マンチェスター・U

WBA:バリー(77分)
マンチェスター・U:ルカク(27分)、リンガード(35分)

現地時間17日、イングランド・プレミアリーグ第18節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し、2-1でユナイテッドが競り勝ち2連勝を飾った。

首位マンチェスター・シティとのダービーに敗れ、その勝ち点差を「11」とされたユナイテッドは、逆転優勝に向けてもう勝ち点を落とすことは許されない。19位に沈むWBAが相手であれば、なおさらだ。

しかし降格圏に沈んでいるとはいえ、WBAはトッテナムやリヴァプールから勝ち点1を奪っており、侮ることはできない。特にユナイテッドでは組織された堅守を誇る一方で得点力不足が課題となっており、前節久々にゴールを挙げたロメル・ルカクら攻撃陣の奮起が期待された。

試合は大方の予想通り、地力で勝るユナイテッドがボールを支配し、WBA陣内に攻め込むものの、ブロックを作るWBAの守備を崩せず攻めあぐんだ状況が続く。そうした状況で真価を発揮したのが、高くて強い、ルカクだった。

28分、左サイドでフアン・マタからのパスを受けたマーカス・ラッシュフォードがDFをかわして右足でクロスを上げると、ゴール前で構えるようにして待っていたルカクが難なく競り勝ち、完璧なヘディングを決めてユナイテッドがようやく先制する。

さらに35分には、左サイドのスローインからネマニャ・マティッチが入れたクサビのパスをルカクがダイレクトで落とし、受けたマタが横のジェシー・リンガードへ。リンガードが思い切りよく右足を振り抜くと、ブロックしようと足を伸ばしたアフメド・ヘガジに当たってコースが変わり、ユナイテッドがやや幸運な形で追加点を挙げた。

WBAとしては、直前にアラン・ニョムの突破からホセ・サロモン・ロンドンが惜しいチャンスを得ていただけに、悔やまれる失点となってしまった。2点リードで試合を折り返したユナイテッドだが、枠内シュート2本で2点と効率の良さが目立つ前半だった。

迎えた後半、先にチャンスを作ったのはWBA。55分、右サイドからのオリヴァー・バークの折り返しにロンドンが飛び込むも、シュート性のクロスにはわずかに合わなかった。

ユナイテッドの誤算は66分、アントニオ・バレンシアがハムストリングを痛めたようで、マルコス・ロホとの負傷交代を強いられた。これによって左のアシュリー・ヤングが右に移り、ロホが左サイドバックに入った。

すると、徐々にカウンターからユナイテッドゴールに迫りつつあったWBAが1点差に詰め寄る。77分、右CKがゴール前でこぼれ、ギャレス・バリーが目の前に来たボールを押し込んだ。

85分には、左サイドでボールを受けたキーラン・ギブスのアーリークロスをジェイ・ロドリゲスが頭で合わせる。これはゴール左へとわずかに外れたが、名手ダヴィド・デ・ヘアも反応しきれないほどの惜しいチャンスだった。

その後もアディショナルタイムの4分間を含めてWBAが猛攻を仕掛けたが、逆にユナイテッドが効率よくカウンターを仕掛ける場面が目立つようになってしまう。ユナイテッドはカウンターからルカクが決定機を得るも決めきれず、2-1のまま逃げ切ったユナイテッドが連勝を飾った。

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