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リーグ戦5連敗、フィテッセ指揮官スルツキが退任を示唆…本田圭佑との再タッグは2試合で終えんか

ヘーレンフェーン戦終了後、フィテッセのスルツキ監督が退任することを示唆している。11月にはCSKAモスクワ時代の教え子、本田圭佑を迎え入れたばかりだが……。

フィテッセのロシア人指揮官、レオニード・スルツキはクラブから去ることになりそうだ。

29日に行われたエールディヴィジ第15節、ヘーレンフェーンvsフィテッセは3－2で決着。この試合でフィテッセはアウェー戦ながら9分、21分とネットを揺らし、2点を先行する。

だが43分にヘーレンフェーンがPKで1点を返すと、63分、69分と追加点を決められ、フィテッセは2点のアドバンテージをひっくり返され3－2で大逆転負けを喫する形になってしまった。なお、この試合で本田圭佑はフル出場を果たしている。

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試合後、フィテッセの公式メディアを通してテクニカルディレクターのモハメド・アラッハ氏は「ヘーレンフェーンに敗れ、スルツキ監督は指揮官の座から退くことを示唆している。本人から申し入れがあった」と明かしている。

また、スルツキ本人も試合後のインタビューで「私の長いキャリアの中で、ここまで連敗したことはない。このような状況で心配すべき点はクラブとファンのこと。だからこそ、私はこの場から退くべきなんだ。できる限りのことをしたつもりだが、これもまたフットボールの一部だ」と述べている。

次の試合

現時点でスルツキの辞任は正式発表に至っていないが、直近のリーグ戦で5連敗を喫していることから、本人は監督のポストを退く意向のようだ。

11月上旬にフィテッセに加わり、ここまで第14節スパルタ戦、第15節ヘーレンフェーン戦と2試合に出場した本田圭佑にとっても、CSKAモスクワ時代の恩師スルツキが早期退任で去ることになれば想定外の事態となりそうだ。