リーガ・エスパニョーラ2部B（実質3部）でも、フットボール界の格差問題が深刻になりつつあるのかもしれない。
7日に行われたリーガ2部BグループA第28節で、レアル・マドリーのBチームであるレアル・マドリー・カスティージャはホームでコルーショと対戦して4-0の快勝。この冬、移籍金3000万ユーロでフラメンゴからレアル・マドリーに加わったMFヘイニエルは2得点を決める活躍を披露した。
現在、若手選手を積極的に獲得しているレアル・マドリーは、そうした選手をカスティージャでプレーさせているが、それを快く思わないクラブもあるようだ。コルーショは試合後、『ツイッター』アカウントを通じてヘイニエルやFWロドリゴのようにリーガ1部でも通用するはずの一流選手が、2部Bでプレーすることへの不快感を露わにしている。
「3000万ユーロの選手のプレーをどうぞ楽しめばいい。リーガ1部でさえ、そんな額を投資できないクラブがあるのに。このカテゴリーの80クラブを全部合わせても、それだけの額を扱うことなどできない。2節前のことも思い出してほしい。5400万ユーロのロドリゴは最下位を相手にして、試合終盤にチームを救っていたんだ」
2部Bにはガリシアに拠を構えるこのコルーショのように、レアル・マドリーの政策に不満をためるクラブがほかにも存在しているのかもしれない。
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