新型コロナウイルスの影響で延期となったリーガ・エスパニョーラだが、同リーグ1部のレガネスが『ツイッター』上で架空の試合を中継するというユニークな試みを行なった。
レガネスは現地時間14日13時から行われるはずだったリーガ1部第28節バジャドリー戦を、同時間から『ツイッター』で中継。一連のテキストには「レガネス対レアル・バジャドリー」「行こうぜレガ」、そして「家にいてください」というハッシュタグが付けられている。
中継されている試合は、まさに白熱という内容だ。レガネスはスペイン政府から非常事態宣言が出された新型コロナウイルスへの対策などを絡めながら、90分間、試合の内容を事細かく伝えていった。
「30分、オスカルがゴーーーール! なんてシュートだ! 相手DFが必要である“社会的距離”を置いたために、枠内にシュートを打ち込むことをためらわなかった」
「40分、試合が中断! しかし、どうしたことだ? シオバスが急いでトイレへと向かった。手を洗うためだ。ナイスプレーである」
「ブタルケ(レガネス本拠地)で、前半が終了。選手たちは各自、それぞれの部屋へと戻っていく。(監督の)ハビエル・アギーレは、この空き時間のために『ネットフリックス』などのパスワードを配っている」
「後半開始! 勝負が決するぞ! 誰も椅子、ソファ、ベッドから動くことがないように!!」
「48分、バジャドリーのゴール。エネス・ウナルが自陣(スペイン語では自宅の意味も)からのシュートで、スコアをタイに戻した」
「75分、ゴーール! カリージョのゴーーーールだ!!!! レガが右サイドでビデオゲームのようなプレーを披露! ブスティンサが◯ボタンでロングボールを放ち、ギドが□ボタンでネットに押し込んだ!!!」
「ブタルケでの試合は試合は終了! レガネス 2-1 バジャドリー」
レガネスはこの試合の終了後、アギーレ監督が記者会見で「もう閉じこもって、寝てしまおうじゃおうないか」と発言したことを報告。最後に「レガネス対バジャドリーの中継に参加してくれてありがとう。こういったときこそ、たくましくあるべきであり、ユーモアを決して失ってはならない」との言葉で試合中継を締めくくった。そして対戦相手だったバジャドリーの公式『ツイッター』アカウントは、レガネスに対して「バーチャル上の勝利、おめでとう! 後半以降も引き続きソファーからプレーしよう」とつぶやいている。
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