■CL第2節 スパルタク・モスクワ 1-1 リヴァプール
スパルタク・モスクワ:フェルナンド(23分)
リヴァプール:コウチーニョ(31分)
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節が行われ、スパルタク・モスクワとリヴァプールが対戦した。
初戦をセビージャと引き分けたリヴァプールが、勝利を狙ってロシアまで目論んだこの一戦。GKは初戦に続いてロリス・カリウス、そしてフィリペ・コウチーニョがスタメン入りし、最前線にはロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーといったリヴァプールがリヴァプールたる選手たちが並んだ。
序盤からリヴァプールが、ホームファンの大ブーイングをものともせず、ボールを支配していく。左サイドからのクロスにロベルト・フィルミーノが頭で合わせて決定機を作るなど、先制点が生まれるのは時間の問題と思われたが、待っていたのはホームサポーターが喜び叫ぶというものだった。
23分、スパルタク・モスクワがゴールやや右でFKを得ると、キッカーはフェルナンド。右足で壁の上を越えたシュートは、弧を描きながら見事にネットを揺らし、ホームチームが先制に成功する。
しかし、地力で勝るリヴァプールが、スコアをタイに戻すまでにはそれほど時間はかからず。ペナルティーエリア外左でコウチーニョがボールを持つと、マネとのワンツーからエリア内に侵入。飛び出してきたGKの動きをよく見ながら、ボールを浮かしてゴール中央に叩き込んだ。
その後もリヴァプールがカウンターから決定機を作るなど2点目の薫りを強く漂わせながら、前半の45分を終了する。
後半に入っても、前半からのゲームを引き継ぐようにリヴァプールペースで進む。53分にはコウチーニョが得意のFKから2点目を狙うが、再三好セーブを続けているGKアルテム・レブロフが許さない。
しかし、スパルタク・モスクワにアクシデント。相手選手と交錯したGKレブロフが負傷で、68分に交代を余儀なくされる。
負傷選手の治療などに多くの時間が割かれた試合のアディショナルタイムは8分。リヴァプールは最後まで勝ち越し点を狙ったが、最終局面でラストパス、シュートの精度を欠き、ゴールは生まれない。試合はそのまま1-1で終了。リヴァプールは第1節に続き、ドローで終えている。
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