現地時間27日、イングランド・プレミアリーグ第10節が行われ、リヴァプールはホームのアンフィールドにトッテナムを迎えた。
開幕から続いていた連勝がストップしたとはいえ、いまだ無敗で首位をキープしているリヴァプールに、ようやく不振脱出の兆しが見えてきたトッテナムがどう挑むかが注目されたが、試合は開始早々に動く。
開始わずか1分、左サイドでボールを受けたソン・フンミンのカットインシュートがクロスバーに当たり、このこぼれ球をハリー・ケインが頭で押し込んであっという間にトッテナムが先制する。
先制したトッテナムはその後も高いインテンシティを発揮し、リヴァプールのボール保持に対して非常にタイトな守備ブロックを構築。リヴァプールはサイドからのアーリークロスでトッテナムゴールに迫るが、トッテナムもゴール前は固くことごとく跳ね返していく。
ボールを持たされているという印象のリヴァプールは21分、自陣からのロングパスをサディオ・マネが頭で落とし、受けたモハメド・サラーがボレーで捉えるもGKパウロ・ガッサニガが正面で抑える。
27分には、フィルミーノのポストプレーからスイッチしたサラーが左足を振り抜く。しかし、枠を捉えたシュートはGKガッサニガが横っ飛びではじき、こぼれ球をフィルミーノが詰めるも再びガッサニガが立ち塞がる。
29分にも右サイドからのFKをフィルジル・ファン・ダイクが頭で捉えるもGKガッサニガがファインセーブ。30分にも左サイドを突破したアンドリュー・ロバートソンの折り返しを、ペナルティーエリア手前のトレント・アレクサンダー=アーノルドがダイレクトで強烈なシュートを放つ。これも枠を捉えたが、ガッサニガが素晴らしい反応ではじき返した。
チーム全体の高い守備意識とGKガッサニガの好守もあり、1点のリードを維持して後半を迎えたトッテナム。後半もリヴァプールの猛攻に耐える展開から始まるが、カウンターの鋭さは変わらない。
48分には、ロングパスに抜け出したソン・フンミンが飛び出したGKアリソンをかわして無人のゴールにシュート。しかし、戻ったDFを気にしながらのシュートはクロスバーに直撃し、リードを広げることはできなかった。
すると52分、左サイドからのアーリークロスが流れ、ファーサイドでフリーとなっていたジョーダン・ヘンダーソンが左足ボレーでゴール左隅へと流し込み、リヴァプールがようやく同点に追いつく。
追いついたリヴァプールが勢いに乗り、畳み掛けるようにトッテナムゴールへと迫る。カウンターを狙いたいトッテナムだが、リヴァプールもボールを失った後の切り替えが速く、前半ほどチャンスを作り出すことができない。
すると迎えた74分、カウンターから抜け出したマネがペナルティーエリア内でセルジュ・オーリエと競り合った際に倒されてPKを獲得。これをサラーが決めてリヴァプールが逆転する。
この試合初めて追いかける展開となったトッテナムだが、リヴァプールも高い位置からのプレスは健在。ロングボールを起点にチャンスを作り出したいが、なかなかシュートまで持ち込むことができない。
アディショナルタイムの4分間はリヴァプールが上手く時間を使いながら逃げ切り、トッテナムは依然としてケインにいい形でボールを供給することができず。逃げ切ったリヴァプールが無敗での首位をキープした。
■試合結果
リヴァプール 2-1 トッテナム
■得点者
リヴァプール:ヘンダーソン(52分)、サラー(75分PK)
トッテナム:ケイン(1分)
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です