1998年から2004年までリヴァプールを率いたジェラール・ウリエ氏は、かつてクリスティアーノ・ロナウドの加入を望んでいたが、高額なサラリーを理由に獲得を断念していたことを『Liverpool Echo』で明かした。
スポルディングに所属し、当時18歳だったロナウドは、結果的にアレックス・ファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッドに加入。ユナイテッドで数々のタイトルを獲得した後、2009年にスペインのレアル・マドリーへ移籍。名実ともに世界最高の選手となった。
ウリエ氏によると、リヴァプールも当時、ロナウドの獲得を目指していたが、10代の若者のためにサラリー基準を曲げることができなかったため、獲得を逃したことを明かした。
「U-21のトゥーロンで彼を見て、我々はすぐに彼のところに行った」と話すウリエ氏。「しかし、私たちはサラリー基準を持っており、彼が望むような給料を支払うことができなかったんだ」と獲得を断念したことを明かした。
「私もサラリー基準を壊さないことに同意していた。壊すことで、チーム内で問題を引き起こすだろうと思っていたからだ」
リヴァプールは結局、ロナウドの代わりに、当時リーズに所属していたハリー・キューウェルを獲得していた。
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