リヴァプールは、不正な手段でサウサンプトンDFビルヒル・ファン・ダイクの獲得に近づいていたものの、プレミアリーグから処分を科されることはないようだ。
新シーズンのチャンピオンズリーグに向け、補強を進めようとしていたリヴァプールは当初よりファン・ダイクの獲得を熱望していた。しかしマージーサイドのクラブは不正な手段で選手サイドにアプローチし、それをサウサンプトンがプレミアリーグに報告したことで、オランダ代表DF獲得の夢は終焉を迎えた。
そしてリヴァプールは「ビルヒル・ファン・ダイクに関する誤解を招いてしまったことに対してサウサンプトンのオーナー、ディレクター、ファンに謝りたい」とサウサンプトンへ謝罪。チェルシーやマンチェスター・シティが獲得を狙うファン・ダイクの争奪戦から事実上撤退することを発表していた。
イギリス『テレグラフ』によると、サウサンプトンは告訴を取り下げておらず、リヴァプールには何らかの処分が下される可能性があったが、プレミアリーグはレッズへの処分を考えていないとされている。また、両クラブはその問題を解決し、サウサンプトンもリヴァプール側に不正があった証拠をリーグサイドに提出しないと報じている。
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