リヴァプールはCWCとカラバオ杯を“同時に”プレーへ…日程変更なく異なる2チームを準備

リヴァプールは、FIFAクラブ・ワールドカップ（CWC）とカラバオカップに向けて2チームを準備して戦うことを発表した。

昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者であるリヴァプールは、12月にカタールで開幕するCWCに欧州王者として参戦し、18日に準決勝、その後に3位決定戦か決勝を戦う。しかし、同チームはカラバオカップでも準々決勝進出を決めており、アストン・ヴィラとの一戦はCWC準決勝前日の17日に予定されている。

1月上旬と下旬にホーム＆アウェイ方式の準決勝が予定されているため、カラバオカップの日程変更は難しいことが予想されており、プレミアリーグ側もリーグ戦の日程を調整する意思がないことが報じられていた。そのため、リヴァプールは両大会に備えてのチーム編成を余儀なくされており、ユルゲン・クロップ監督は「2つのチームを作ることになるかもしれないが、最終決定は下していない」と以前に認めていた。

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そして5日、リヴァプールは2つの異なるチームを準備して、CWCとカラバオカップの両方でプレーすると発表。「理想的なシナリオではない」とするも「リヴァプールFCは同時に2つのチームを使用して、FIFAクラブ・ワールドカップとカラバオカップに臨む」としている。

また、カラバオカップの主催者イングランド・フットボールリーグ（EFL）は、アストン・ヴィラ対リヴァプールを予定通りに17日に開催すると発表。リリースの中で、リヴァプールと日程面について検討してきたとするも、最適な答えが見つからず、予定通りプレーすると最終的な回答を出したクラブの提案を受け入れたようだ。