リヴァプールのヴェルナー獲得見送りの背景に2選手の存在…南野とオリギへの期待の表れか

【欧州・海外サッカーニュース】ティモ・ヴェルナー獲得に強い関心を寄せていたリヴァプール（プレミアリーグ）だが、ユルゲン・クロップ監督は既存の戦力を信頼するために獲得を思い留まったようだ。

南野拓実とディヴォック・オリギの存在がリヴァプールがティモ・ヴェルナー獲得に動かなかった理由のようだ。イギリス『エクスプレス』が伝えている。

今シーズン、RBライプツィヒで公式戦40試合で31ゴールをマークするヴェルナーに対しては、リヴァプールやレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなどのビッグクラブが獲得を目指すと報じられ、争奪戦が予想されていた。そんな中、チェルシーが同選手の契約解除金の支払いで合意したと広く報じられている。

ユルゲン・クロップ監督には、以前からヴェルナー獲得の意思があると考えられており、24歳のドイツ代表FWも同指揮官を“世界最高のコーチ”と話すなど相思相愛とも考えられていた。しかし、最終的に獲得は見送られることになったが、その背景には既存選手の存在があったようだ。

同メディアによると、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノと世界最高の3トップを擁するクロップ監督は、同選手らのみならず、南野とオリギへの信頼がヴェルナーへの思いを留まらせたようだ。

しかし、躍動する3トップの控えに対しては不安の声が多く上がっており、クラブOBのジェイミー・キャラガー氏は、先日に「マネがベンチに下がらざるを得ない場合、代わりの選手はディヴォック・オリギだ。昨シーズンは良く、クラブのレジェンドであることに違いはないが、世界最高のチームでプレーするには十分でない」と嘆いていた。

さらに来シーズン、冬にアフリカ・ネーションズカップが開催されることから、サラーとマネの1カ月にわたる離脱が予想され、仮にヴェルナーがいれば大きな戦力になることは確実だった。

それでも、クロップ監督は今シーズンは調子を落とすオリギとまだプレミアリーグに適応する最中の南野にその役割を期待しているようだ。

プレミアリーグ｜最新ニュース、順位表、試合日程

▶プレミアリーグ 2019-20シーズンDAZN完全独占！プレミアリーグ観るならDAZN。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

ENJOYED THIS STORY?