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Morata Atletico MadridGetty Images

「リヴァプールに勝てるわけがない」アトレティコ。その声こそ勝利の秘訣か…

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リヴァプールは世界最高のチームである。

昨年12月に、クラブ・ワールドカップで優勝し、「世界一」となった事実もあるが、それに加えてユルゲン・クロップ監督によって記録的なスピードでプレミアリーグ制覇に向けて邁進している。すでにプレミア史上最速優勝は確実との見方もあるようだ。

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そんな前回王者のリヴァプールは、チャンピオンズリーグ・ラウンド16でアトレティコ・マドリーと対戦する。下馬評では、リヴァプールがかなり優勢だ。だが、これはディエゴ・シメオネ監督にとって願ったりかなったりのことでもある。

“チョロ”ことディエゴ・シメオネが率いるアトレティコは、常に挑戦者の立場で成長してきた。アトレティコは、自身が掲げた高い目標からみれば、物足りないシーズンを過ごしている。リーグ戦を24試合戦って4位、首位のレアル・マドリーとは勝ち点が「13」も開いている。マドリーを本拠に置くヘタフェが3位にいるため、今のところスペイン首都第2のチームという位置ですらない。

ディエゴ・ゴディン、ガビ・フェルナンデス、フィリペ・ルイス、フアンフランといったリーダーたちを失い、エースストライカーだったアントワーヌ・グリーズマンやロドリもいなくなった。今のアトレティコはシメオネ監督が言うところの「変革の年」にあり、ピッチで思うような試合ができていない。

2014年に衝撃的なラ・リーガ優勝を果たしたアトレティコは、“インフレーション状態”に陥った。バルセロナやレアル・マドリーとタイトル争いをすることが求められるようになったのだ。移籍市場でも話題となってきたが、背負わされた期待に応えることは難しい。火曜の夜、エスタディオ・メトロポリターノでリヴァプールを迎え撃つにあたっても、ピッチを沸かせるチャンスが多くは訪れないだろう。せいぜい、旧約聖書でゴリアテを倒したダビデのように、一発でのジャイアントキリングを目指すしかないだろう。

■ポジティブ要素は試合展開とモラタ

Morata Atletico MadridGetty Images

スペイン国内ではアトレティコは強者とみなされているため、ほとんどのチームに対してボールを持つこととなり、同時に勝たなければならないプレッシャーを感じることが多いが、リヴァプールに対してなら違う。深く守って、チャンスが来たときだけ攻撃に出ることを許されるのだ。これこそ、シメオネ監督が望む試合展開である。

アトレティコは今シーズンも強敵相手には結果を残している。チャンピオンズリーグのグループリーグで、ユヴェントス相手には2-2のドローを演じたし、スーペルコパ準決勝では、バルセロナに3-2と勝利。決勝ではレアル・マドリーに負けたものの、PK戦まで持ちこんだ。

ラ・リーガのレアル・マドリー戦では、どちらが勝つかわからない接戦を繰り広げ、0-0、0-1という結果に終わった。1分け1敗ではあるが、敗れた試合でもカゼミロがモラタを倒して明らかにPKが与えられるべきシーンがあったのだ。

モラタがケガから復帰したことでアトレティコへの期待は膨らみ、途中出場したバレンシア戦は2-2の引き分けだった。モラタならば、過去12試合の全公式戦で10回の無失点試合を達成しているリヴァプールのディフェンスを打ち崩すことができると、大いに期待されているのである。

「我々には、チャンスを作りながらゴールで終わるための精度が欠けている」とシメオネ監督が語ったのは昨年11月のことだった。監督は、チームのフィニッシュの精度が標準以下であることに気づいていた。だからこそ1月にエディンソン・カバーニの加入を強く望んだのである。

■堅守で勝利を

Oblak Atlético MadridGetty Images

ワンダ・メトロポリターノが伝説のスタジアム、ビセンテ・カルデロンのようになるのは難しいとしても、サポーターの声援は、リヴァプールに対して巨大なプレッシャーとなるだろう。プレミアリーグではあまりお目にかかれないものである。イングランドにはアトレティコのようなチームはないと断言できる。

リヴァプールの息の根を止める策を実行できる、サウール・ニゲスやコケといった百戦錬磨の選手がいる。ディフェンスの中央にはフェリペがいて、ディエゴ・ゴディンの神がかりなレベルには到達していないものの、加入初年度から満足できる働きをしている。ディフェンスの後ろのGKヤン・オブラクは例年どおり素晴らしいプレーを見せており、リーグ戦24試合で17失点は堅実以上の出来である。オブラクは最後の砦となって、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの前に立ちはだかることだろう。

アトレティコはウィングの魔術師サラーとマネに入りこむスペースを与えないよう、低くブロックを形成するはずだ。それはアトレティコの得意戦術であり、ノリッジ・シティがキャロウ・ロードで見せたように、リヴァプールの絶好のチャンスをつぶすことができる方法である。アトレティコは常に得点を期待されるラ・リーガではできなかった方法で、相手を打ち倒しにいく。前に行けなければ、後ろで時間をつぶせばいいのだ。

リヴァプールの中盤のトリオ、ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ファビーニョのエネルギーは無限だ。ナビ・ケイタが絡めばさらに強力になる。だが、アトレティコも負けてはいない。トーマス・パルティ、コケ、サウール、マルコス・ジョレンテが知恵と体力を振り絞って執拗に走りまわり、最後まで相手を追い回せば、相手の弱点を見つけて勝利を見いだすことだろう。

今シーズンはまだ実力充分とは言えないが、チャンスがないとは言えない。もちろんリヴァプールの方が勝つ見込みは高いだろう。それでもアトレティコ・マドリーは、順位表からだけでは見えない、強さを確かに備えており、リヴァプールを倒せないとは決して言い切れないのである。

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