リヴァプールが史上最高のスタート！欧州5大リーグ開幕からの最多勝ち点記録を樹立

リヴァプールが欧州5大リーグにおいて史上最高のシーズンスタートを切った。

昨シーズン、マンチェスター・シティとの壮絶なタイトルレースに敗れ、惜しくも29年ぶりのリーグ制覇を逃したリヴァプール。しかし今シーズン、プレミアリーグ開幕20戦を終え、マンチェスター・ユナイテッドとドローを演じた1試合を除きすべてで勝利するなど好調を維持する。

そして迎えた11日の敵地でのトッテナム戦、37分にロベルト・フィルミーノが先制点を奪うと、名将ジョゼ・モウリーニョ監督率いる相手チームを寄せ付けず1-0で勝利。これで20勝1分けの勝ち点61とし、2位レスター・シティとの勝ち点差を「16」にまで広げている。

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なお、開幕からの21試合で勝ち点61に到達したクラブは欧州5大リーグの中でリヴァプールが初めて。レアル・マドリーやバルセロナ、ユヴェントス、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンら各国の強豪すら成し遂げたことのない前人未到の記録を打ち立てた。

ユルゲン・クロップ監督は試合後、イギリス『スカイスポーツ』で「何よりも結果が大事だ。1つのチームが勝利に値し、それが我々だった。それに、トッテナムに勝つことは特別だ。この結果は月に届いてしまうほどの喜びだ」とリーグ優勝に着実に近づく1勝に歓喜した。

次の試合

開幕から20勝1分けで首位を独走するリヴァプールは、30年ぶりのリーグタイトル獲得を目指すとともに、2003-04シーズンでアーセン・ヴェンゲル元監督率いるアーセナルが成し遂げた“インヴィンシブルズ”（無敗優勝）やさらには同チームの持つプレミアリーグ記録49試合無敗に辿り着くのだろうか。

なお、リヴァプールは19日の次節で今シーズン唯一勝ち点を失った相手であるマンチェスター・Uをホームに迎える。