マンチェスター・ユナイテッドのジェシー・リンガードは、不安定な戦いが続くチーム状況について言及した。
今シーズン、18節を終えてトップ4と勝ち点7差の8位に沈むマンチェスター・U。一時の不調を乗り越え、トッテナムとマンチェスター・シティ相手に連勝を飾ったものの、最下位ワトフォードに完封負けを喫するなどなかなか波に乗れない状況が続く。
リンガードは、イギリス『デイリー・メール』でチームの現状について「不思議な状況だ。おそらく気持ちの問題だろうね」と話し、自身の見解を口にした。
「シティ戦やトッテナム戦のように一貫性やメンタリティを維持できていれば、僕たちはすべての試合に勝てるはずだ。気持ちの変化によるものだと思う。中位のチームとの対戦でもシティやトッテナムとの試合で見せたのと同じメンタリティが必要だ。試合開始からエネルギーを持って、優位に戦えば試合を通して相手をトラブルに陥れることができるはずだ」
今シーズン、ここまでリーグ戦15試合に出場するものの、リンガードは9月のアーセナル戦を最後に先発落ちが続き、今月上旬のトッテナム戦で8試合ぶりに先発復帰。2カ月間にわたり苦しい状況が続いた同選手は「調子が戻り、昔の姿になれたと感じている」と復調を見せる現状について語った。
「悪い状況のとき、戦わないといけないし、監督の話を聞き、トレーニング場で110％を出さないといけない。こうやって僕はあの状況を乗り越え、今では本当にキレがあると感じている。ゴールやアシスト、運動量やチームへの貢献、僕は心から楽しめている」
さらに、半年にわたり遠ざかるイングランド代表への思いについても語った。「復帰するために一生懸命だ。僕の昔の姿こそ、オーレ（グンナー・スールシャール）とギャレス（サウスゲート）が求めているもの。マンチェスターで上手くやれば、イングランドでのチャンスが来ると思う。ここ数試合の状態を維持したい」とEURO2020本大会出場を見据えている。
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