2018-01-14-makoto-hasebe(C)Getty Images

リベロ役で復活の長谷部誠を地元紙が絶賛「幹部はためらわずに新契約を与えるべき」

日本代表MFの長谷部誠はフランクフルトで「不可欠な存在」としての評価を取り戻したようだ。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』から契約延長を求める声が上がっている。

長谷部は後半戦に入ってからの2試合、フランクフルトのリベロとしてフル出場。チームは13日に行われたフライブルク戦では1-1と引き分けたが、次のヴォルフスブルク戦では敵地で3-1の勝利。好パフォーマンスを披露し続けている。

『フランクフルター・ルンドシャウ』の見解では、その一つの要因は長谷部の復活とのことだ。ひざの問題の影響で、「めったに見られなかった調子の波やコンディション不足、集中力の欠如」が理由で前半戦にはベンチに置かれることもあった同選手だが、ここ2試合では「彼が守備の中央に戻ったことで、フランクフルトに安定性が与えられ、フットボールのクオリティーも増した」と記されている。

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DFダビド・アブラハムの離脱により、ここ数試合キャプテンマークを巻く長谷部について、「彼はゲームを落ち着かせ、ストラクチャーを与え、状況を予期しつつプレーを組み立てる。フランクフルトのパフォーマンスが改善されているのは、彼と(長期離脱から復帰の)オマール・マスカレルがいるからだ」と高く評価されている。「長谷部とマスカレルがいることで、優れたフットボーラーがさらに2人ピッチに立つことになる」と記された。

なお、長谷部がフランクフルトと交わしている契約は今シーズンいっぱいで満了する。地元紙の記者は「彼が健康でフィットネスも維持できれば、幹部は躊躇せずに新契約を与えるべき。今のフォームの長谷部誠は不可欠な存在だからだ」と今月18日に34歳の誕生日を迎えた同選手を今後も残すようにクラブに呼び掛けている。

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