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ラームの恩師はキミヒを後継者に”指名” 「彼が我々の新しい右SBになれる」

バイエルン・ミュンヘンは、今年の11月に33歳の誕生日を迎える主将、DFフィリップ・ラームが引退する日をそれほど恐れていないかもしれない。アシスタントコーチのヘアマン・ゲアラント氏はドイツ『TZ』で、MFヨシュア・キミヒがその後釜になれると述べている。

キミヒはドイツ代表での自身2試合目となったユーロ2016の北アイルランド戦で右SBとして先発フル出場。この試合でパス成功率87%を記録するとともに、全選手中で最多となる9本のクロスを送り込んでいる。

バイエルンにとってそのパフォーマンスは、将来的にラームのポジションを任せられると安心できるものだったようだ。ゲアラント氏は次のように語った。

「フィリップが2年後に現役生活を終えても、我々は彼のポジションを心配する必要はない。ヨシュアがバイエルンの新しい右SBになれるのだからね。もちろん、それを決めるのはカルロ・アンチェロッティだがね」

ゲアラント氏は、カルロ・アンチェロッティ新監督の下でもアシスタントコーチを務めることが決定している。長年バイエルンのリザーブチームを率いた経歴を持ち、ラームの育て親としても知られる。

「フィリップは17歳のころにはすでに完璧だった。だけど、誰も彼のことを欲しがらなかったんだよ。(トップチームなどに)推薦したが、彼はまるで(売れ残った)”苦いビール”のようだったよ」

だが、ラームはのちにはバイエルン、そしてドイツ代表をけん引する存在となった。21歳のキミヒにも、余計なプレッシャーをかける必要はないとゲアラント氏は考えている。

「2人の選手を比較するのは常に難しいことだ。君たち(記者たち)も、フィリップは世界最高の右SBであることを忘れてはいけない。まだあれほど若いヨシュアが、今すでにフィリップの領域にたどり着けるはずはないだろう」

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