アーセナルのMFアーロン・ラムジーはヨーロッパリーグでミランに勝利したことをきっかけに、チームが良い方向に向かっていくと確信している。
ヨーロッパリーグのラウンド16でミランと対戦したアーセナルは前半に2ゴールを挙げ、ファーストレグを2-0で勝利した。この試合で前半アディショナルタイムに得点を決めたラムジーが『BTスポーツ』のインタビューに応じている。
「立ち上がりから良いプレーをして前半に2点を取ることができたね。チャンスの数を考えればもっとゴールを奪えたかもしれないけど、今日の試合で僕たちの可能性を示すことができたんじゃないかな」
今シーズンのアーセナルは16年ぶりの4連敗を記録するなどかつてない不振に陥り、指揮官のアーセン・ヴェンゲルには大きなプレッシャーがかかっている。しかし、ラムジーは周囲から受ける批判がチームを成長させると考えているようだ。
「最近は苦しい時間を過ごしていたけど、僕たちは状況を改善するために必死に働いていた。周りの人々はいろんな批判をしたがるけど、それが彼らの仕事なんだ。僕たちはそれが正しくないことを証明するためにハードワークを続けるだけさ」
優勝すれば来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が与えられるヨーロッパリーグは、プレミアリーグの4位以内フィニッシュが絶望的なアーセナルにとって、最後の希望となっている。
チームで長年プレーしているウェールズ代表MFは、「ようやくトンネルを抜けた」と最後にコメントを残した。不振にあえぐガナーズは、この勝利をきっかけに上昇気流に乗ることができるのだろうか。