バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、クラブの伝説であるリオネル・メッシ選手の功績への敬意を示す一環として、本拠地カンプ・ノウに彼の像(銅像)を建立する計画を進めていることを明らかにした。
現在38歳のメッシは先日、スペインでアルゼンチン代表に合流する前に、予告なしでバルセロナのスタジアムを訪問。彼はソーシャルメディアに「選手として決して言えなかった別れを告げるために戻ってきたい」という希望を込めた画像を投稿した。
ラポルタ会長は金曜日、バルセロナのユースアカデミー「ラ・マシア」に関する書籍の発表会で、メッシへの想いを明かした。
「メッシは世界で最も美しいカン・バルサで敬意を受けるに値する。私たちは常にメッシのためにもっと何かをしなければならないと考えている。メッシはカンプ・ノウに像を持つべきだと思う。(ラディスラオ)クバラと(ヨハン)クライフもカンプ・ノウの外に像を持っているので、レオが自分の像を持つことは公平だと思う。彼は私たち全員にとって時代を定義した象徴的な選手の一人だ」
8度のバロンドール受賞者であるメッシは、クラブの財政危機のため、2021年8月にフリーエージェントとしてバルセロナを退団。在籍21年間で記録的な34タイトルを獲得したが、当時施行されていた新型コロナウイルスの制限により、クラブの記録保持者はファンに適切に別れを告げることができなかった。
退団後にラポルタ会長との関係が冷え込んだ時期もあったメッシは、最近のインタビューで、夢見ていたようにバルサを去ることができなかったと認めている。提案されている像について、ラポルタ会長は計画の進行状況について付け加えた。
「私たちはそれ(像の計画)に取り組んでいる。家族が同意する必要がある。適切な時期が来てデザインができたら、それを提示する。バルサの歴史における偉大な人物たちがいる場所にレオ・メッシの像を持つことは、すべてのバルセロナファンが喜ぶだろうし、私たちも非常に喜ばしいことだ」


