マンチェスター・ユナイテッドは、セルタに1-0で勝利し、9年間スペイン勢相手に未勝利という不名誉な記録に終止符を打った。
4日に行われたヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグのセルタ戦で、67分にマーカス・ラッシュフォードのフリーキックで先制点を奪ったマンチェスター・ユナイテッドがアウェーで先勝した。この勝利は、2008年以降スペイン勢に苦杯を喫し続けてきたレッド・デビルズにとって9年ぶりの快挙となった。
2008年のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでバルセロナを下したマンチェスター・ユナイテッドは、その後決勝戦でPK戦の末チェルシーに勝利し、ビッグイヤーを獲得。しかしそれ以降はチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグのグループステージで6度スペイン勢と対戦したが、1分け5敗と9年間勝利から見放されていた。
また、この試合唯一の得点を挙げたラッシュフォードは、昨シーズンのデビューからこれで19得点目を記録。さらにペナルティーエリア右手前のフリーキックから奪ったゴールは、19歳のイングランド代表FWにとって初のボックス外からの得点となった。同選手は、延長戦に突入した準々決勝のアンデルレヒト戦では決勝点を奪うなど、今シーズンはズラタン・イブラヒモビッチに次ぐ、公式戦11ゴールをマークしている。
アウェ-での勝利により決勝進出に大きく前進したマンチェスター・ユナイテッドは、11日にオールド・トラフォードでセルタを迎え撃つ。




