マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチは、7カ月ぶりの復帰を果たした喜びを語った。
4月に行われたヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦で、“深刻な膝靭帯損傷”を負ったイブラヒモヴィッチ。以降欠場が続いていたが、18日に行われたプレミアリーグ第12節のニューカッスル戦で、77分にアントニー・マルシャルと交代し216日ぶりにピッチに立っている。
当初は、復帰までに9カ月から12カ月の期間を要するとされ、10月に36歳の誕生日を迎えたイブラヒモヴィッチはこのまま現役を退くのではないかとも報じられていた。しかし、今夏マンチェスター・ユナイテッドとの再契約に合意した同選手は、驚異の回復力を見せ、わずか7カ月でピッチに戻って来た。
試合後『BTスポーツ』で、復帰できずに引退が頭をよぎったことはないかと問われたイブラヒモヴィッチは、独特の表現でこれを完全否定している。
「それはない。ライオンはヒトのような回復をしないからだ。今日は特別な日。心配することはなかった。何をすればいいのか理解していたし、厳しいトレーニングをこなし多くを犠牲にしてきた」
また、「もちろん簡単なことではなかった。今年の夏は今までと違って無所属だった。できる限り早く契約を結び、チームのことだけを考えたかったし、全力でチームをサポートしたいと思っていた。今は、もう一度フットボールができることに感謝している」と再びピッチに立てたことを喜んでいる。




