現地時間6日、イタリア・セリエA第7節では首位インテルと2位ユヴェントスによるイタリアダービーが行われた。
開幕6連勝で首位を走るインテルは、現状のベストメンバーで8連覇中の王者を迎えた。対するユヴェントスはクリスティアーノ・ロナウドの相棒として、好調のゴンサロ・イグアインではなくパウロ・ディバラを起用。
すると開始わずか4分、中盤でC・ロナウドが倒されて一瞬、足が止まった隙にミラレム・ピャニッチのパスにディバラが反応。ペナルティーエリア内左から左足を振り抜くと、強烈なシュートはGKサミル・ハンダノヴィッチもはじききれず、サイドネットに突き刺さりユヴェントスが先制する。
さらに9分、左サイドからカットインしたC・ロナウドが右足を一閃。強烈なシュートはクロスバーを叩いた。
やや守勢の続いていたインテルは17分、ニコロ・バレーラの右クロスがラウタロ・マルティネスと競り合ったマタイス・デ・リフトの手に当たってPKを獲得。これをラウタロ自らゴール左隅へと沈め、インテルが同点に追いついた。
まさに天王山らしく一進一退の攻防が続く中、34分にインテルにアクシデント。ステーファノ・センシが鼠径部のあたりを痛め、マティアス・ベシーノとの交代を余儀なくされた。
41分にはC・ロナウドのヒールパスをディバラがダイレクトで落とし、リターンを受けたC・ロナウドがゴール右隅へと左足でネットを揺らす。しかし、これはディバラのポジションがオフサイドだったとしてノーゴールの判定。1-1のまま試合を折り返した。
後半もユヴェントスが押し気味に試合を進める中で、インテルは54分にディエゴ・ゴディンに代えてアレッサンドロ・バストーニを投入。一方のユヴェントスも61分、サミ・ケディラとフェデリコ・ベルナルデスキに代えてロドリゴ・ベンタンクールとイグアインを投入する。
ついにC・ロナウド、ディバラ、イグアインを同時期用したユヴェントスだが、それまで安定していた守備面でリスクを抱えることに。68分、ベシーノのシュートがデ・リフトに当たってコースが変わり、GKヴォイチェフ・シュチェスニーも反応できなかったが、わずかにゴール左へと外れる。
ユヴェントスは71分、最後の交代カードとしてディバラに代えてエムレ・ジャンを投入。夢のトリデンテはわずか10分間の短命に終わった。
77分、ラウタロに代わってマッテオ・ポリターノを投入。インテルも最後の交代カードを切り、勝負はいよいよ佳境へ。
迎えた80分、C・ロナウドのポストプレーからベンタンクールのラストパスをエリア内右でイグアインが受ける。落ち着いたトラップからゴール左へと流し込み、ユヴェントスが勝ち越しに成功した。
再び追いかける展開となったインテルは猛攻を仕掛け、87分にはダニーロ・ダンブロージオのパスから決定機を迎えるが、シュートはGKシュチェスニーが身を挺してブロックする。アディショナルタイムの4分間もインテルの攻勢が続いたものの、ユヴェントスも集中した守備で跳ね返し続け、試合はそのまま終了。ユヴェントスが今季初黒星を喫したインテルをかわし、勝ち点1差で首位に立った。
■試合結果
インテル 1-2 ユヴェントス
■得点者
インテル:ラウタロ・マルティネス(18分PK)
ユヴェントス:ディバラ(4分)、イグアイン(80分)
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です