■コッパ・イタリア準決勝 アタランタ 0-1 ユヴェントス
ユヴェントス:イグアイン(3分)
コッパ・イタリア準決勝ファーストレグが30日に行われ、アタランタとユヴェントスが対戦した。
アタランタはナポリを破ってベスト4まで進出。ユヴェントスを苦しませてきたホームで、先勝を狙う。一方のユヴェントスもトリノとのダービーを制して準決勝へ進み、決勝を目指す。
ジャンルイジ・ブッフォンやミラレム・ピアニッチ、ゴンサロ・イグアインといった主力が先発したユヴェントスが、幸先よく先制に成功する。
3分、スルーパスに抜け出したイグアインが、巧みなドリブルのコース取りで、アタランタ守備陣を翻弄し、最後は冷静にキーパーとの一対一を制した。
しかし、25分にビデオ・アシスタント・レフェリーによってユヴェントスDFメフディ・ベナティアのハンドを確認。これがPKへとつながり、アタランタがビッグチャンスを得る。しかし、アレハンドロ・ゴメスのゴール右を狙ったキックは、ブッフォンが読み切り完璧にセーブ。いまだ健在であることをブッフォンが見せつけた。
後半に入ると、ユヴェントスがやや重心を後ろに置いたことで、アタランタがボールを持つ時間が増える。自ずとシュートも増えていくが、なかなか決定的なチャンスを作るまでには至らず、ブッフォンを脅かすことはできない。
終盤、ユヴェントスはアンドレア・バルザーリも入れて、試合を締めにかかる。アタランタは最後までゴールを目指したが、ユヴェントスが巧みに時間を使い、時計の針を進める。
ユヴェントスが結局敵地での一戦を制し、前人未到の4連覇へ大きく前進した。




