セリエA第4節が21日に行われ、ユヴェントスとエラス・ヴェローナが対戦した。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグ・アトレティコ・マドリー戦を戦ったユーヴェは、ターンオーバーを敢行。ジャンルイジ・ブッフォンがゴールマウスに入り、メリフ・デミラル、パウロ・ディバラが初先発に。クリスティアーノ・ロナウド、アーロン・ラムジー、フアン・クアドラードらもスタメン入りした。
試合は序盤からディバラが技術を見せ、ユヴェントスがチャンスを作っていく。しかし、スコアを動かしたのはヴェローナ。20分にデミラルがファウルでPKを与えてしまうと、キッカーはサムエル・ディ・カミルネ。シュートは左ポストに弾かれ、その後のチャンスもバーに嫌われるが、なおも攻撃は続き、最後はミゲル・ヴェローゾが左足ミドルでゴール左に叩き込み、ヴェローナが先制点を奪う。
しかし、徐々にユヴェントスが押し返すと、31分にはラムジーのミドルシュートがDFに当たって、ゴール左に吸い込まれて同点に。ラムジーにとっては嬉しい加入後初ゴールとなった。
後半からミラレム・ピアニッチを投入したユヴェントスは、開始早々にクアドラードがスピードを生かして右サイドを疾走。ファウルを誘ってPKを獲得すると、ロナウドが正面に蹴り込み、ユヴェントスが逆転に成功する。
それでも、ヴェローナは下を向くことなく反撃に出る。ブッフォンを慌てさせるシュートを放つなどチャンスも作り、互角に渡り合う。ユヴェントスも72分までにマウリツィオ・サッリ監督が3枚の交代カードを使い切り、内容に満足していない様子を見せる。
一方のヴェローナはボールが小気味よく循環するものの、最後のところで精度を欠き、ユーヴェとの個の差が浮き彫りに。85分にはヴェローナの人気者ジャンパオロ・パッツィーニを投入し、35歳のベテランに望みをかける。
最後は、決定機をブッフォンがしのぐシーンもあり、ユヴェントスがなんとか2-1で勝利した。暫定ながら首位に立っている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
