■CL決勝T一回戦 ユヴェントス 2-2 トッテナム
ユヴェントス:イグアイン(2分、9分)
トッテナム:ケイン(35分)、エリクセン(71分)
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦が13日に行われ、ユヴェントスとトッテナムが対戦した。
ユヴェントスはパウロ・ディバラ、フアン・クアドラード、ブレーズ・マテュイディ、アンドレア・バルザーリといった選手が欠場。中盤にはフェデリコ・ベルナルデスキが入り、ミラレム・ピアニッチがアンカーに入った。
一方のトッテナムはハリー・ケイン、デレ・アリを始めとしてほぼベストメンバー。また、ソン・フンミンではなくエリック・ラメラを起用している。
すると、ホームのユヴェントスが最初のチャンスで、ファンを熱狂の渦に包み込む。ピアニッチのFKからチップキックで前線へ送られると、合わせたのはゴンサロ・イグアイン。後ろから来たボレーで流し込み、エースとして大きな1点を挙げる。
さらに8分、ベルナルデスキがエリア内でベン・デイヴィスのファウルを受けて、PKを獲得。これをイグアインがゴール左にねじ込み、あっという間にトッテナムを突き放す。
2点をリードしたユヴェントスは、ラインを下げてトッテナムを待ち構える。必然的にトッテナムの支配率が高まるものの、ジャンルイジ・ブッフォンと守備陣の奮闘でゴールは生まれない。
それでも、トッテナムがユヴェントスのチェイスをかわし切ると、スルーパスに抜け出したのはケイン。ブッフォンをかわして無人のゴールへ流し込み、1点差とする。
再びパワーを持つ必要がでてきたユヴェントスは、ドグラス・コスタが魅せる。圧倒的スピードでダビンソン・サンチェス、セルジュ・オーリエを振り切ると、オーリエのスライディングでPKを奪取。しかし、これをイグアインがバーに当ててしまい、再度突き放すことはできずに前半を終える。
後半に入り、ハイプレスでペースをつかんだのはユヴェントス。ベルナルデスキのミドルシュートでゴールを脅かしていくが、ウーゴ・ロリスの好守で防いでいく。
すると71分、トッテナムがクリスティアン・エリクセンのFKで同点に追いつく。壁の横を抜くグラウンダーのシュートで、ブッフォンの逆を突き、貴重なアウェーゴール2つ目を挙げている。
終盤、トッテナムが時間を使いながら、時計の針を進める。ユヴェントスはチャンスを得ることなくアディショナルタイム2分が経過し、初戦は2-2で終了した。




