ユヴェントスはバイエルン・ミュンヘンに所属するブラジル代表MFドグラス・コスタに興味を示しているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。
コスタは昨シーズン、シャフタール・ドネツクからバイエルンへ加わると、大ブレイク。前半戦のMVPに輝くなど、その圧倒的なスピードでドイツを席巻した。しかし、今シーズンはケガもあり、カルロ・アンチェロッティ監督のもとでリーグ戦での先発出場は12回となっている。コスタ本人も移籍を示唆するなど、現状に満足していないことを隠すことはない。
そこで、獲得に興味を示しているのがユヴェントスだ。バイエルンとはキングスレー・コマンやメフディ・ベナティアについて話し合っているうちに、ブラジル代表ウィンガーとも交渉する機会を得たという。マッシミリアーノ・アッレグリ監督はコスタのスタイルを好んでおり、4-2-3-1に精通する選手の獲得を求めていると伝えられる。
バイエルンは当初、最低でも5000万ユーロ(約58億8000万円)を求めるとされていたが、ユヴェントスは3000~3500万ユーロ(約35~41億円)での交渉に自信を持っているという。なお、バイエルンはレヴァークーゼンMFユリアン・ブラントの獲得に近づいているともされ、それがユヴェントスにとってプラスに働くと見られている。
