「ユヴェントスからスクデットを奪えるのはインテルだけ」元守護神J・セーザルが見解

元インテル守護神のジュリオ・セーザル氏やマルコ・マテラッツィ氏が古巣について語った。

アントニオ・コンテ監督率いるインテルについて、OBのジュリオ・セーザル氏が年間表彰式ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2019に出席した際にインタビューに応じて、見解を示した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が23日、伝えている。

J・セーザル氏は2005-06シーズンから7シーズンにわたってインテルの守護神として君臨。ジョゼ・モウリーニョ指揮下の2009-10シーズンにはチャンピオンズリーグ、セリエA、コッパ・イタリアの3冠を達成した。昨年4月に故郷ブラジルのフラメンゴで現役引退を迎えた元インテル守護神は、今シーズン、セリエA第4節を終えて単独首位につける古巣について言及。現指揮官のコンテと、自身が指導を受けたモウリーニョとの比較を求められると以下のように見解を示した。

「ダービーは良かったよ。勝利自体だけでなく、順位表の上でも良い結果になった。監督2人の共通点を見つけるのは難しいかな。私は片方からしか指導を受けていないのでね。だが、中国、シンガポールで行われた合宿ではチームを見に行ったよ。コンテは厳しい監督だね。完璧を求めている。ピッチではその結果が表れている。私は、インテルがイタリアで唯一、ユヴェントスからスクデットを奪い取ることができるチームだと考えている。最高の指揮官に加えて、（ロメル）ルカクも獲得したことで、今のチームには勝者のメンタリティがあるからね」

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またJ・セーザルの同僚だったマルコ・マテラッツィ氏も、「これまでも言ってきたことだが、コンテは本当に偉大な監督だ。もし彼がミラノに再びスクデットをもたらしてくれるとしたら、私も幸せだよ」とコメント。元イタリア代表指揮官が率いる新生インテルに期待を寄せた。

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