元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン氏が、マンチェスター・ユナイテッド時代のクリスティアーノ・ロナウド(現ユヴェントス)について語った。
先日に現役引退を表明したフォルラン氏は、2002年から2004年までマンチェスター・ユナイテッドに在籍。2003-04シーズンは、スポルティングからの加入初年度だったC・ロナウドと共にプレーした。
C・ロナウドの印象について、フォルラン氏は同じく2002年から1シーズン半にわたって共闘したデイヴィッド・ベッカム氏と比較。『ミラー』で以下のように話している。
「ロナウドはドレッシングルームでエゴイストだった。ベッカムとは違ったね。クリスティアーノは常に鏡の前にいることを望んでいるようだった。一日中、鏡を見ていたよ」
フォルランに“イジられた”C・ロナウドは加入当初、独善的なプレーも目立ったが、徐々に改善されマンチェスター・Uのスターに。2008年にバロンドールを受賞すると、その後に移籍したレアル・マドリーでもレジェンドとなっている。
また、フォルラン氏は、当時の指揮官であるアレックス・ファーガソン氏とベッカム氏が衝突した事件を振り返った。2003年2月、アーセナル戦で0-4の敗戦を喫した後、ファーガソン氏の怒りの矛先はベッカム氏に。ファーガソン氏が蹴り上げたスパイクがベッカム氏の目に直撃した“スパイク事件”は広く知られている。
「ロッカールームでファーガソンとベッカムが罵り合いを始めたんだ。ファーガソン氏が去ろうとしたときにベッカムが何かを言った。それでファーガソンが戻ってきて、スパイクを蹴り上げたんだ。スタッドがベッカムの眉に当たって切れた」
「血が出た時、みんなは『いや、これは見なかったことに…』と考えた。二人は殴り合いを始める勢いだった。二人を引き離したのは、ルート・ファン・ニステルローイとロイ・キーンだ」
ベッカム氏はその後、レアル・マドリーに移籍。最近では笑い話として当時を振り返っており、ファーガソン氏との関係も修復している。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



