元マンチェスター・ユナイテッドのポール・スコールズ氏は、多くの名選手を有するバルセロナやレアル・マドリーと別の時代ならさらに多くのヨーロッパタイトルを勝ち取れたと考えているようだ。
デイヴィッド・ベッカム氏やライアン・ギグス氏、ギャリー＆フィル・ネヴィル兄弟らとともに“Class of 92”の一員としてマンチェスター・Uの黄金期を支えたスコールズ氏。クラブ通算718試合に出場し、3冠達成の1998-99シーズンを含め、2度のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を成し遂げる。しかし、その一方で、2009年、2011年にはCL決勝でバルセロナに敗れるなどの苦杯を味わった。
スコールズ氏は『A Goal In One Podcast』で「私たちはかなり不運だった。別の時代であれば、4度や5度、6度はヨーロッパカップを手にできていたかもしれない」と話し、2度にわたり欧州制覇の夢を砕かれたバルセロナについて語った。
「中盤にはアンドレス・イニエスタ、シャビ、セルヒオ・ブスケツ、そしてメッシに、ティエリ・アンリもいた。センターバックにはジェラール・ピケとカルレス・プジョルだ。ただただ非現実的だ。彼らは間違いなく対戦した中で最高のチームで、史上最高のチームの1つだ」
また、同氏は2002-03シーズンのCL準々決勝で5-6と敗れたレアル・マドリーについても言及。「もう少しさかのぼれば、レアル・マドリーにもベルナベウでボロボロにされた」と振り返り、前年の欧州王者について語った。
「彼らにはブラジルのロナウド、ジネディーヌ・ジダン、ルイス・フィーゴ、（フェルナンド）レドンド、ラウール、ロベルト・カルロス、（フェルナンド）イエロ、そしてゴールにはイケル・カシージャスがいた。リアルではない。このチームは本当にヤバかった」
「私たちはいくつかのヤバいチームと対戦した。他チームとの対戦に問題はなかった。しかし、レアル・マドリーは最高で、あのバルセロナはそれを少しばかり上回っていた」
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