モンペリエのルイ・ニコラン会長が29日、心臓発作により死去した。74歳だった。フランス複数メディアが伝えている。
ニコラン会長は29日、自身の74歳の誕生日を祝うパーティーに出席中に体調不良を訴えた。その後、病院に搬送されたが帰らぬ人となった。
ニコラン会長は1974年にモンペリエを設立し、フランス6部でスタートを切った。クラブは2012年、リーグ・アン初優勝を飾ったが、会長本人は「リーグ優勝よりもクープ・ドゥ・フランスの方が良い」と話し、1990年に獲得したタイトルを誇っていた。
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ニコラン会長はまた、自由な発言をすることでマスコミの注目を集めた。パリ・サンジェルマンを率いていたカルロ・アンチェロッティに対し「バカだ」と発言したほか、オセールに所属していたMFベノワ・ペドレッティを侮辱し2ヶ月の資格停止処分を受けたこともある。
モンペリエも29日、ツイッターの公式アカウント上で、「6月29日、我々のルイ・ニコラン会長が死去したとの報告を受けた。哀悼の意を表する」と発表している。