Alvaro Morata ChelseaGetty Images

モラタが1G1Aと活躍!チェルシーがエヴァートン破り連勝/プレミアリーグ第3節

■プレミア第3節 チェルシー 2-0 エヴァートン

チェルシー:セスク(27分)、モラタ(40分)

現地時間27日、イングランド・プレミアリーグ第3節が行われ、昨季王者チェルシーはホームのスタンフォード・ブリッジにエヴァートンを迎え、2-0で2連勝を飾った。

開幕戦でまさかの黒星を喫し、続くトッテナム戦でも苦戦を強いられたチェルシー。しかし、終了間際のマルコス・アロンソのゴールで初勝利を手にしたことで、昨季王者の底力を感じさせた。

一方のエヴァートンは1勝1分とまずまずのシーズンスタートを切っているが、ミッドウィークにヨーロッパリーグ予選を戦った影響からか、立ち上がりから動きの重い選手が散見される。セスク・ファブレガスが先発復帰したチェルシーが中盤を支配し、チェルシーの前線からの圧力を前にエヴァートンは手も足も出ない状況が続く。

先制点も時間の問題かと思われた27分、右サイドからの素早いリスタートをセスクが縦に蹴り、キープしたウィリアンからの戻しを受けると、エリア内のアルバロ・モラタとワンツーで自らもエリア内に侵入。ヘディングでの戻しをダイレクトで合わせてゴール左へと流し込み、攻勢のチェルシーが先制する。

その後も一方的に攻めるチェルシーは40分、右サイドでこぼれ球を拾ったセサル・アスピリクエタのアーリークロスをモラタがヘディング。これが決まって2-0とリードを広げる。

前半シュートわずか1本、枠内シュートはゼロに終わったエヴァートン。攻守においてチェルシーに圧倒されたエヴァートンは後半、低調なパフォーマンスに終始したトム・ デイヴィスに代えてムハメド・ベーシチュを投入。50分にはカウンターからウェイン・ルーニーのラストパスをサンドロ・ラミレスがシュート。これはDFにブロックされるが、前半にはなかった攻撃の形が早くも見られた。

しかし、その後は再びチェルシーが試合をコントロール。前半のようにアグレッシブに前から圧力をかけるのではなく、ある程度はボールを持たせながら、ゴール前ではキッチリと潰して決定的なチャンスは与えない。逆にカウンターからモーゼスや前節のヒーロー、アロンソが駆け上がってチャンスに絡むなど、3点目を奪いに行く姿勢を見せる。

アーロン・レノンの投入など、決して豊富ではない交代カードを切るロナルド・クーマン監督だが、試合の大勢に影響を与えるような策を講じることはできず、危な気ない試合運びを見せたチェルシーが2連勝を飾った。

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