モナコに所属するMFティエムエ・バカヨコのチェルシー移籍が間もなく成立するようだ。移籍金は4000万ポンド(約59億円)ほどになると見られている。
チェルシーはかねてよりバカヨコを追っていたが、メディカルチェックの予定が当初より遅れるなどなかなか獲得を決められずにいた。クラブは長期的なケガの懸念がある選手の獲得を避けるため、慎重な姿勢を保っていたが、同選手が膝に抱えているケガは小さなものだとわかり、満足しているようだ。
一方で、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーとの関係は疑わしいものになっているという。先日、元チェルシーのFWロメル・ルカクがマンチェスター・U行きを決断。鼻先でチェルシーからかすめとったという事実はないと『Goal』の取材で明らかになっているものの、ネマニャ・マティッチの交渉に影響が出ているようだ。マティッチはすでにマンチェスター・Uへの移籍が決まりかけていたが、チェルシーが難色を示していると伝えられている。
なお、チェルシーは今夏すでにローマからDFアントニオ・リュディガーを獲得。バカヨコの獲得も発表すれば、7500万ポンド(約109億2000万円)を移籍市場に費やしたこととなる。
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