モナコのフランス代表FWキリアン・ムバッペにはレアル・マドリー、マンチェスター・シティといったビッグクラブが関心を寄せており、移籍市場で最も注目を集める存在の一人になっている。
そのムバッペの引き抜きに対して、モナコのレオナルド・ジャルディム監督が持論を展開している。ジャルディム監督は地元ラジオ局『RMC』の取材で「私はムバッペのことで直接意見を口にすることはなかった。ムバッペ本人がどう考えているかは別にして、クラブ側が移籍に反対することを彼自身が知っているからね」と発言。
「ムバッペは最高の選手だ。私だけでなく、世界中のクラブ、指導者が彼のような逸材を育てたいと考えるだろうからね」
ムバッペの退団報道が過熱する一方で、ジャルディム監督は「モナコとムバッペ本人が間もなく最善の決断を下すだろう。私にできることは、モナコでの業務に集中して、新シーズンに向けて良いチームを作り上げることだ」と続け、ムバッペの移籍については本人の意思を尊重する意向を示している。
