2017-03-20 Modeste OsakoGetty Images

モデストへの60億円爆買いオファーを蹴ったケルン「中国移籍早すぎる」

ケルンは日本代表FW大迫勇也の”相棒”、FWアンソニー・モデストを今夏以降も引き留められるのだろうか。同クラブのトニー・シューマッハー副会長が、キャリア最高のシーズンを送っているフランス人ストライカーの去就に言及した。

モデストは18日のヘルタ・ベルリン戦でハットトリックを達成。これで今季リーグ戦25試合出場で22ゴールをマークし、得点ランキングで2位に浮上した。既に当時フランス2部のアンジェで2009-10シーズンに記録した得点数(20ゴール)を超え、ケルンで絶対的な存在となっている。

そんなモデストに対し、中国から獲得オファーが届いていたと数週間前に盛んに報じられていた。シューマッハー副会長はドイツ『スカイ』で「中国からのオファーを断って良かったと思っている」と語った上で、2度に渡って提示された額は「最初は4000万ユーロ(約48億円)、そして5000万ユーロ(約60億円)」に達していたことを認めた。今後については次のように続けている。

「彼をなるべくケルンに残したいね。これからどんなオファーを断り、受け流せるのだろうか。おそらくいつか移籍を許すべきなのか、考えなければいけなくなるかもしれない。だが実際にそうなるのか、ならないのかについてはリラックスしているよ」

モデスト本人にとっては簡単な時期ではなかったという。

「あれほどのオファーを受けただけに彼も悩んだだろう。それでも彼はケルンに残ることに対し、疑問をうかがわせなかった」

なお、シューマッハー副会長はモデストが他の場所で活躍できると考えている。

「彼はまだ28歳だし、絶好調だ。中国に行くのには早過ぎると思う。それなら、島(イングランド)に向かって、そこで旋風を巻き起こすこともイメージできる。ただ、今彼が我々のもとにいてくれて、我々は幸せだ」

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