アトレティコ・マドリーは、選手層の厚みを失った状態でシーズン終盤戦に臨むことになりそうだ。
アトレティコは27日にGKミゲル・アンヘル・モジャをレアル・ソシエダに放出した。FWルシアーノ・ビエット(バレンシア)、MFアウグスト・フェルナンデス(北京人和)、MFヤニック・カラスコ、MFニコ・ガイタン(以下大連一方)を含め、今冬5人目の選手放出となっている。
ソシエダは移籍市場最終日の1月31日にDFイニゴ・マルティネスがアスレティック・ビルバオに移籍。ビルバオが契約解除金3200万ユーロ(約43億円)を支払い、ライバルクラブ間の“禁断の移籍”が成立した。
ただ、移籍市場最終日の契約解除金が支払われての移籍という事情から、ソシエダには市場閉鎖後も1カ月間その登録枠を埋めるための選手獲得が許可された。GKヘロニモ・ルジの負傷を受け、ソシエダはモジャ獲得に踏み切っている。
一方、アトレティコは現在フィールドプレーヤー17選手+GK2選手でトップ登録が19選手となっている。リーガエスパニョーラとヨーロッパリーグの2大会を残すなか、ディエゴ・シメオネ監督は新たな試練に立ち向かう。


