マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ロメル・ルカクの容態について詳細は分からないとしながらも、数試合に欠場する可能性があると認めた。
30日に行われたサウサンプトン戦の前半開始早々、ルカクは競り合いの最中に頭部を打ち、担架に乗せられてそのままピッチを後にした。エースを欠いたマンチェスター・ユナイテッドはゴールを奪えず、試合はスコアレスドローに終わっている。試合後、モウリーニョ監督はベルギー代表FWの容態は分かっていないものの、1~2週間は起用できないと話した。
「彼の状態について何も分からない。悪いニュースならすぐに耳に入ってくるが、まだそのような知らせは届いていない。しかし、大きな問題となることは間違いないだろう。今日の試合だけではなく、最低でも2試合以上は彼を欠いて戦うことになると思う」
また、昨シーズン終盤に膝のじん帯損傷で長期離脱を余儀なくされ、11月に戦列復帰したばかりのズラタン・イブラヒモビッチだが、コンディション不良を理由に、この試合は招集外となっていた。ポルトガル人指揮官は、ベンチ入りしなかった元スウェーデン代表FWについて「彼は1カ月程度離脱することになるだろう」と再びピッチに立てるのは年明け以降になると語った。
この試合も引き分け、首位マンチェスター・シティとの差がさらに広がる可能性のあるマンチェスター・ユナイテッドは、2人のエースを欠いて1月1日、アウェーでエヴァートンと対戦する。




