マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ズラタン・イブラヒモビッチのアメリカ行きを否定した。
昨年4月に膝の重傷を負ったイブラヒモビッチは、11月に大ケガから復帰するも今シーズンのプレミアリーグ出場は5試合のみ。現在もコンディション不良に伴い離脱が続く。そして、同選手の現状を受け、シーズン途中でマンチェスター・ユナイテッドを退団し、アメリカへと渡るのではないかと報じられている。
しかし、モウリーニョ監督はハダースフィールド・タウン戦前の会見で、イブラヒモビッチの去就に関する報道の根拠はなく、仮に退団する場合は同選手が最初に指揮官に報告するだろうと話している。
「私は選手たちとメディアが取り上げていることについて話したりはしない。彼のことを毎日見ていて、練習前後に彼と話をするが、そのことについては何も言ってこない。報道が事実ならば、彼は真っ先に私に伝えてくるだろう。だから、そのニュースは真実ではないと考えている」
また、先日の0-2で敗れたトッテナム戦で途中出場からわずか7分で交代したマルアン・フェライニについて「良いニュースはない。彼は膝に問題を抱えている。詳細が分かるには2、3日かかるだろう。前十字靭帯損傷ではないし、他の組織が断裂したわけではないようだが、彼を試合に起用できないのは明白だ」
「我々には彼が必要だ。チャンピオンズリーグも再開し、難しい試合もまだまだ続く。復帰するまでに2週間か3週間、4週間や5週間かもしれない。しかし、現段階で私は詳しいことを言えない」と重傷ではないものの、しばらくは離脱すると明かした。


